「今年もあと少しよね〜。」
舞子はカレンダーを見てつぶやいた。
そう、この日は大晦日。今年一年の締めくくりでもあったのだ。
「ホントよね。今年が始まったのつい昨日のような気がするわ。時が経つのは早いものね。」
百香はカレンダーを見て一年が過ぎ行くのが年々早くなってくのを痛感していた。すると百香はあることを言った。
「今年一年振り返るとどんな事があった?」
舞子は言われるがまま考えた。
「うーん、幼馴染と再会したことね。穂乃香は相変わらずミステリアスで優樹奈は相変わらず泣き虫で変わらなかったよねー。でもまさか撃男があんな事になってるなんて想像もつかなかったわ。」
「あたいもよ。あの時からひねくれてたといえまさかテロリストになってるなんて・・・それ以前にミリオンスロットに驚かされたわ。あのクイズ番組そのままの作りでびっくりしたし何が出るか予測不能な所にはらはらしたわ。」
「あれテレビモニターだから順不同なのが余計にハラハラしたよね。そういえば百香は?」
舞子に言われると百香も一年であったことを思い出した。
「あたいはアニメの銀魂が3月に最終回になったかと思えばわずか半年で再開されたことね。半年という速さにも驚いたわ。それでよりぬきと新作の混合というのも気になったの。」
「アニメは1月から一国傾城編楽しみねー。それと来年は劇場版第二弾も楽しみだわ。」
劇場版と聞いて百香はあることが気になった。
「次の映画原作者書き下ろしの新作だからオリジナルキャラとか気にならない?」
「オリジナルキャラねぇ。うーん・・・銀さんの過去を知るキャラとか出るんじゃない?あのネームを見ると銀さんの過去にも触れそうだし。でも過去編メインでやるのかなあ。」
「そういえばそうね。過去編と見せかけて実はあのくだりは・・・」
すると
「年越しまであと1分切りました。」
年越しまで一分切ったのでカウントダウンが始まった。
「来年はいいことあるといいね。」
「うんっ。」
その後30秒、20秒、10秒とカウントが続く。そして
「新年あけましておめでとうございまーす。」
年が明けるとテレビの画面は祝賀モードに包まれた。
「今年もよろしくね。」
そして翌日、まつやまでは新年会が開かれた。
新年会は新年の挨拶の乾杯やゲームなどで盛り上がったようだ。
終わり
というわけで今回は年末年始を書きました。美少女侍百香が始まって初の年越しということで百香と舞子で一年の振り返りをやってみました。ここまで読んでくださりありがとうございました。